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Vol.77【肉のいとう】A5ランク仙台牛の雌牛がプロの料理人に選ばれる理由

皆さん、こんにちは。
本日も、肉厚牛タンと仙台牛と向かい合っています。

先月3月に月例牛枝肉共進会黒毛和種『雌の部』において、審査員特別賞に輝く肉牛を購買したということで、感謝状を頂きました。有難う御座います。

ここで、雌牛??という疑問が生まると思います。
プロの料理人やグルメ家、食肉に精通している人は雄牛よりも雌牛のほうを好むといわれています。

その理由として、雌牛の肉は脂の溶ける温度(融点)が低くいため、体温や包丁の温度でしっとりと溶けだします。口にした時、嫌な脂っこさが無く、お肉と良く馴染み風味豊かな肉の旨みがでます。雌牛のお肉がまろやかで、柔らかく、嫌なしつこさが残らなく感じるようです。
雌牛の方が皮下脂が多く重量も若干小ぶりで、肉質もキメが細かく柔らかく味が良いと言われています。

好みはいろいろとあると思いますが、黒毛和牛の雌といっても子牛を産んでいない処女牛が味的には最高ランクとして扱われています。

今日もおいしい牛肉をお届けできるように精進いたします。

2014.4.3

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